サーバスの生い立ちと歴史
第二次世界大戦後、平和を求める沢山の人達が志を同じくする人々と知り合う必要を痛感し、その結果 Peacebuilders というものが生まれました。これはただ単に世界平和というものに関心を持つだけでなく、積極的に平和のために活躍している人々を世界から探し出すために生まれたものです。
こういう人達はインドのAshram、デンマークやオーストリアの国民学校、フィンランド、ドイツ、イギリス、アメリカなどの International Collegeにも生まれましたが、とりわけWorkcamp Movement, Service Civil International, Quaker Movement に携わっていた人々の中にも多く見受けられました。
またBruderhofとか、フランスのCommunity of Lanzo Del Vastという様な人々の集まりの中にも、また少数の友人と協力して活躍していた小さなグループや、個々の人々の間にも見受けられました。中でもインドでは、Peacebuilders の支部がガンジー運動と密接に関連していたので、その活動は非常に活発でした。
最初、Peacebuilders の活動はteam と称するものを基礎に始まり、このteam は後に working committee となりました。その活動は4項目の内容を盛った計画に従って行われました。
サーバスは1949年にデンマークと米国で活動を開始し、日本では1962年に誕生しました。1972年に、スイスで万国赤十字社と同じように、ゆくゆく団体の中核になる公益法人 SERVAS INTERNATIONAL S.A.が設立され、現在は世界100ケ国以上の国々に広く組織を持つ国際民間親善団体(国連NGO -非政府団体)として活動しています。
サーバスは世界平和、善意、相互理解、寛容の促進を図る目的を達成するために、多様な文化や背景を持つ個人と個人(サーバス会員であるホストとトラベラー)がつながりを得る機会を提供しています。
サーバスの初期について、設立者Bob Luitweiler自身の記録(英文)がThe Seeds of Servasにあります。
また、Bob Luitweilerとのサーバスについてのインタビューは以下のビデオ(日本サーバスがスポンサー)で見れます。