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2、トラベル報告
Merci beaucoup Servas France 京都市 H.T |
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5月27~6月12日、主人、妹の3人でフランスに行ってきました。我が家に来られた人フランスの方たちにメールすると、私の日程以上の人からwelcomeの返事が来た旅の始まりでした。 5月27日 Paris : M. B.Xさん宅 今年の4月に来られた折、急遽お願いした方、受け入れは一人だけの人で考えながらの「うん」でした。でも、何と親切! 空港まで迎えに来て下さり、翌日の為に地下鉄も丁寧に教えて下さいました。彼女は世界100カ国を回るのが夢、今、87カ国を終えられ、1年に3回旅行するので、あと5年で達成との事。そのため仕事はパートタイム、お金が貯まれば旅に出られます。 5月28,29日 Tours : P & M C. Mさん宅 お昼に駅に着くと、出迎えの車はそのまま家に直行、何と昼から鶏の丸焼き、アペリティフ(前菜)に続く正式な料理でワインに酔ってしまって、、、、。ああ、こんな事をしていられないとToursの町へ。14~15世紀の面影が残る木組みの家に囲まれた辺りや教会等を見学しました。ロワール川の水かさが増して溢れんばかり、今年は異常気候だそうです。途中、Cave Houseという洞穴の家を案内して下さいました。昔お城を作るために石が切り取られ、その洞穴に昔は貧乏な人が住んでいたが、今や、珍しいので、豪邸になっているとの事、彼らの家にも広いCaveがあり、ワイン倉庫や薪の保存場所として使われています。彼らの家は1605年に建てられた家をリフォームされた物、太い梁がどっしりと素敵でした。夕食には近くに住むServasのM.Fさんも来て下さり、再会を喜びました。29日は1日ロワールの古城巡り、テラスからのロワール川の眺めが素晴らしいAmboise城、これでもかこれでもかと贅をこらした馬鹿でかいChambord城、水が上手く配置されている美しいChenonceau城、Clos Luce城ではLeonard de Vinciが画家であっただけではなく、色んな物を発明した事を知りました。 5月30,31日 Bordeauxの近く : P.Aさん宅 Pさんはすごく親切で, 旅行前から色々相談にのって下さいました。Bordeaux手前のLibourne駅で迎えて下さり、早速ワイン城のSt-Emilionへ。葡萄畑に囲まれた丘の上の小さな町、道は急登で転げ落ちないかと思う位です。8世紀につくられただけあって情緒もワインもたっぷりでした。31日はAさんが校長をしていられた古城にある学校へ。古城は学校、レストラン、ホテルに利用されています。古城に泊るという高級ホテルです。Aさんの案内なので、私たちは素晴らしいレストランでコ―ヒを御馳走になり、ラッキーでした。その後、クロマニオン人が住んでいたという洞窟へ行ったり、有名な中世の町を案内してもらったり、盛り沢山の1日でした。散歩の途中に竹林があり、若い筍があったので、取って帰って茹でると、アスパラガスの様においしいと好評でした。Pさんの家も古い素敵な家、庭は奥さんがよく手入れをされていて、美しい花と野菜が一杯、その一角にはPさんがつくられた池があり、仏像が瀧を受けるように上手くデザインされていました。蜂も飼っていられ、フランス人は自然とよく調和して生活されている事を強く感じました。 6月1,2日 ToulouseとCarcassonneの間:D.Sさん宅 Toulouseに迎えてもらって、食事の後町を見学。中世~ルネサンス期のレンガ造りの古い建築の街並みです。有名な市庁舎は結婚式があって入れずでしたが、南欧の結婚式が垣間見られました。ガロンヌ川も遊歩道まで水量が増していました。その後、Dさんのセカンドハウスのある小さな村Cailhauへ。そこは芸術家が移り住んでいるという個性的な所で、村でたった1件の、メニューもったった1つのレストランで超美味しい夕食を食べました。翌日は近くのServasメンバーによるpotluck lunch.、私たちもそばを作りました。皆が来られるまでの間、日曜日でCailhauでは芸術家のExhibitionが開かれていたので、それを見に行きました。お昼には12人集まって楽しい食事。その後は1人がアコーディオンを持って来られていて、それに合わせて皆でフォークダンス。全く楽しい集まりです。一息入れてBread Festivalをしている隣村へ出かけました。踊りあり、パン作りの講習ありでとても楽しく、フランスの田舎の生活にどっぷりつかった1日でした。3日の午前中、Dさんがヨーロッパ最大規模の城塞が残るCarcassonneを案内して下さいました。全長3Kmの城塞と52の塔がそびえ立つシテ(城塞都市)は見事なものでした。 6月3,4日 Aix en Provence : M.Gさん宅 Aix en Provence Centreの駅にMさんが出迎えて下さいました。Mさんの家には500年前からの大きな木がでんと庭にあり、家のシンボルです。家も古くからの物で窓が小さくて明るくなかったので、息子さん達と壁を壊し金属の枠をはめて、大きな窓にされたそうです。フランス人は自分たちでとても上手に家をリフォームされるのは、感心でした。MさんがMarseilleのカントリーサイドに住んでいると言われていたので、Mさんの家に泊ってMarsseilleに行こうと思っていたのですが、皆がMarseilleよりAix en
Provenceの方が良いと言われるので、4日は1日中、Aix en Provenceで過ごしました。そこは有名なセザンヌが生まれ育った所です。先ずは町の美術館でセザンヌの絵を見て、次にセザンヌが愛し、よく描いた山、St.Victoireへ登りました。途中にセザンヌがよく使った家があり、通常はロックされていますが、何と幸運な事にその日は関係者が来ていられ、家の中に入る事が出来ました。帰りにはセザンヌのアトリエを訪問、セザンヌが描いたのと同じ陶器等が展示されており、セザンヌにどっぷり浸った1日でした。5日は自分たちでMareilleの観光、海沿いの魚市場、丘の上のバジリカ聖堂、昔ながらの風情が残るバニエ地区では旧慈善院へ、はたまた駅を通り越し、ロンシャン宮殿へと、不案内なバスよりもと、1日中3万歩も歩きまわりました。 6月5,6日 Lyon : E & P. Bさん宅 5日少し遅い時間にLyonの駅に迎えてもらい、Beynostの家へ、我が家に3人の子供さんと来られたのが6年前。子供たちはすっかり大きくなっていたのに、よく覚えてくれていて感激でした。6日はEさんに車越しにLyonを案内してもらった後自分たちで観光、先ずは世界遺産の歴史地区へ、お勧めのガタニュ博物館を見学してから、フルヴィエールの丘へ。バジリカ聖堂から町を見降ろし、Lyonをばっちり目に納めました。ここでも歩いてばかりで3万歩になりました。 6月7,8,9日 St. Malo
: A & C. Lさん宅 フランスに行ってMont.
St. Mechelに行かない手はないと、唯一ホストリストから探したホストです。ラッキーな事にとても良い方で、始めてのメールで2,3日どうぞと言って下さり、皆がフランスで最も美しいのは、Bretagneと言われるので、3泊泊めて頂きました。 St.Maloの駅へ迎えに来て下さり、その時から観光。St.
Maloの城壁から見た美しい海、そのかなたにはイギリスがあり、如何にに英仏戦争が戦われたかに思いを馳せました。8日はMont. St. Mechelへバスで行きましたが、その他の日は、エメラルド海岸を見ながらFrehel岬へ、はたまた、中世が息づいているDinardやDinanを始めとして、ご夫妻が車を運転して時間のある限り、Bretagneを堪能させて下さいました。お昼は家に帰って食べるというスタイルでしたが、お昼でもバーベキューをして下さったりの、豊かな滞在でした。 6月10日Paris :
H-t Cさん宅 H-tさんは私が日本語を教えた人で、日本で知り合ったフランス人と2月に結婚してParisに住んでいます。ご主人は中国語がわからないし、H-tさんはまだフランス語をよく知らないので、2人の共通語は面白い事に日本語です。家に入るととても綺麗なので、借りているのか、買ったのかを聞くと、「H-tさんの夢は何でも叶えてあげる」と言ったら、H-tさんが「お家が欲しい」と言ったので、おやじローンで買ったとの事、とても幸せな雰囲気に満ち溢れていました。 6月11,12日 日本へバック フランスサーバスに浸りきった素敵な旅行は終わりです。お世話になった方の内、3組の方が来年、又日本に来られるとの事、再会が楽しみで、フランスがとても近い国になりました。 |