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 2、トラベル報告


 


韓国 7泊8日の旅 .............熊取町  M.Y



  九州支部のOg支部長より九州支部主催の韓国との交流事業に他支区からの参加希望者があれば募集しますとメールが送られてきました。是非参加したいと申し出たところ快く受け入れていただきました。
お陰をもちまして韓国サーバスとの素晴らしい交流が持てこんなに嬉しいことはありませんでした。九州支部の皆様、韓国のサーバスの会員の皆様本当にありがとうございました。
  九州支部会員11名の方はフェリーで釜山港へ行かれるので私は関西国際空港から釜山の金海国際空港まで直接行かせていただきました。会員のOさんが空港まで迎えに来てくれました。釜山の集合時間まで少し時間があったので金海の国立金海博物館に連れて行ってもらった。金海は鉄の生産で知られています。日本にも影響を及ぼしたと言われています。
 九州支部会員11名と釜山の中心地の某土産店で合流。今夜はOg支部長と私がOさんのお宅でステイさせていただくことになりました。美味しいワインをいただきながら話がつきませんでした。
  2日目は楽しみの2013年順天湾国際庭園博覧会に行きました。広大な敷地に日本、アメリカ、フランス、ドイツ、中国など多くの国から庭園が作られています。中国庭園では一瞬にして面が変わるショーがあり非常に興味深かったです。
博覧会で楽しんだ後、近くのレストランで韓国との夕食会があった。韓国のサーバスは国から補助をもらって活発に活動されているのには感銘しました。夕食後、最近オープンしたばかりのユースホステルへ移動。懇親会深夜0時まで盛り上がりました。沢山の友人ができて本当に楽しい懇親会でした。
翌日、朝9時からミーティングがあり活発な議論がされた。午後は順天湾自然生態公園を見学。干潟や葦の森の素晴らしさ感服し、「エコツアー」の真髄を味わうことができました。
  夕方、釜山で九州の皆さんとお別れこれから一人旅となりました。今晩は古くからの友人のEmさんの家にステイ。夜遅くまでサーバスについて語り合いました。翌日は慶州へ日帰り旅行。慶州駅前の歩道では果物や野菜など所狭しと店が出ています。日本では田舎へ行ってもこういう風景に接することがないので興味深かったです。慶州といえばやはり石窟庵。韓国仏教美術の最高峰といわれる釈迦如来坐像には感動した。慶州は1500年の歴史ある素晴らしい都である。慶州ではタクシーに乗ったが猛スピードで走るのにはびっくりした。昔、日本で神風タクシーというのがあったがこれと同じでしょうか。

釜山に帰り、Emさんの家で美味しい料理をいただいた。鶏料理は最高でこんなに美味しいのは生まれて初めてであった。

  次におとずれたのはソウルから北へ60キロ行ったところの逍遥山地区に住むYuさんのお宅を訪れた。彼は3年ほど前に我家に来たことがあり再会したかった人だ。軍事分界線の近くに住んでおられるので車で分界線のところまで連れて行ってもらった。厳重な警戒のもと軍が管理する事務所にパスポートを預けて決められた場所に行った。北朝鮮の風景の写真撮影は禁止されている。日本でいえば長野県あたりの風景である。緑豊かな山々は見えるが民家や人は見る事がなかった。ただ白い橋がひとつ見えただけ。厳しい現実を見た。
最後に訪問したのはソウルにお住まいのKさん。ソウルの中心地の29階建てのマンションの28階に住んでおられます。窓から見える展望は素晴らしかった。ソウル随一の繁華街、明洞や市庁舎や大統領官邸付近を案内してもらった。大統領官邸付近から見た夕日は真っ赤でこんな美しい光景は今まで見たことがありませんでした。Kさんは独学で日本語を勉強され流暢にしゃべられるので会話を楽しむことができました。
  今回の旅行のきっかけを作って頂いたのは九州支部のOg支部長です。このお誘いがあったからこそこんなに素晴らしい経験をできたのであって本当に感謝しています。又、会計のYさんには本当にお世話になりました。釜山のC支部長はじめ関係各位のおかげで生涯忘れることのできない旅行ができました。4名のホストの方、途中で知り合ったサーバスの会員の方、本当にありがとうございました。今後、日韓のサーバスが一つ屋根の下での国際交流が益々、進展することを祈念して筆を置きます。