Servas Japan
近畿支部 2013年7月号
サーバスに思う 近畿支部長
最近サーバスについて考えるきっかけが少なからずありました。その1つは近畿支部例会で、関東支部のMさんがサーバスの創始者Bob Luitweilerさんとのインタビューを紹介して下さった事です。それは既にJ.Tリポートとして知っている物ですが、サーバスの今後について考えている時なので有意義でした。2つ目はOさんが日本サーバスのユース部長になって下さった事です。3つ目はサーバス旅行でフランスに行った事です。
フランスの人口は日本の半分位ですが、サーバスの会員は1500人位、今や会員数では、サーバス全体の中で2番目に多い国になるそうです。私はフランスで国際サーバスPeace Secretary のDさんにお世話になりました。その時、近くのサーバス会員に声をかけてPotluck Lunchをして下さいました。来られたのは何と12人、近畿支部の例会に集まるのと変わらない人数でした。皆、知り合いらしく楽しそうで、生き生きとサーバス活動をされている事が垣間見られました。
日本サーバスにユース部長が出来た事は、改めてサーバスの若い人たちの活動を考えるきっかけとなりました。Oさんのサーバスへの熱い思い、国際サーバス役員からのOさんへの連帯メッセージに、思わず昨年参加した国際サーバスユース会議の熱気を思い出しました。今年の国内会議でも、関東支部の若い会員が、カウチサーフィンも利用したけれど、個と個の結びつきに終わるカウチサーフィンではなく、出会うことによって理解し合い、絆を深め、1つの目標に向かって共に歩むサーバスが好きだとの発言がありました。
支部例会では、Bobさんのインタビュー報告に続いてサーバスの今を話しあいました。若い会員からは、サーバス旅行に行こうと思うと、面接、Letter of Introduction、相手との打ち合わせ等大変。カウチサーフィンは、インターネットで直ぐに泊る相手が見つけられて便利だとの声もありました。サーバスは出来て長い年月が経っているので、現状に合わない所がある事は、国際サーバスも把握していられ、現状に即したより良いサーバス活動が出来るように改善していこうとされています。
支部会員のWさんはNHKラジオ「宗教の時間」の収録の時、サーバスの事にも触れて下さいました。私もこの間のフランス旅行の時、皆さんがよくされているように、ホテルに泊まりながら旅行されている個人旅行者に、サーバスの宣伝をしてきました。
日本サーバスの会員数が減少している事や、サーバスが現状にあっていない事を論評するだけではなく、より活発なサーバスになるような創意・工夫が大切だと思いました。
|